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クレジットカードの現金化にまつわる話

依存症

利用規約

クレジットカードの現金化とは、ショッピング枠をお金に替えることで、カードの利用規約違反にはなるが、法的には今のところ問題にはなっておらず(あくまで商取引という建前)規制するには至っていない。これがダメならパチンコの三点方式もダメだろう。

ただ、法的には問題がなくとも、多重債務を引き起こしたり、ギャンブル依存症の助長になったりする実例が多く、その観点からは問題視されているが、ニーズがあるという事実はあるため、野放しになるくらいなら基準や規則を作り、管理するほうがいいのかもしれない。

現金化の方式は大きく分けて、現金化業者を使う、自分で物品を購入して売るのふたつに分けられる。それぞれメリット・デメリットがあるが、私は現金化業者を使うのはなんとなく不安があったので、自分で購入して売るという方法を選んでいた。

※ 現金化業者は、これも大きく分けて二つの方式があり、ひとつは実際の物を買って売るというもので、これは大きな商品が家に届いたりという可能性もあるらしく、嫁バレの怖い私にはできなかった。もうひとつはキャッシュバック方式で、二束三文の物を高値で買い、売るほうで金にするのではなく、キャッシュバックという形(携帯の契約でのキャッシュバックと同じ)で還元する。どちらも換金率は80%程度らしい。

ナニワ金融道

それがまさにギャンブル依存症の助長となった実例で、私はサラ金やキャッシングの枠が限度を迎え、既にそこから借りることができず、最後の手段としてクレジットカードのショッピング枠で買い物をし、それを売ってお金を作り、借金の弁済とギャンブルに使っていた。

元来、気が弱いので換金性の高い新幹線の回数券(ナニワ金融道で泥沼 亀之助(どろぬま かめのすけ)がやってたやつ。これはカード会社にバレやすく、利用制限や停止がかかる可能性がある。)は避け、好きなゲーム関係の物品を買っていた。

この頃はPS3かPS4の時代で最も換金率がいいのもそれだったと思うが、そもそも在庫が無く買うのが大変だったりモノとしても大きいので、Nintendo DSを主に買っては売っていた。それでも7掛けくらいだったかな。5万分買って3万5千円で売れるみたいな。

この3万5千円でギャンブルをすると、さらに25%の控除がかかる。そうなると実質26,250円となるから、最初の5万のほぼ半分である。これで勝てる訳がない。今思えばとんでもない負け戦をしていたものだ。

冷や汗

さて、当時、このクレジットカードの現金化が問題となった時期で、2回ほど冷や汗をかいた。1回目は当時繰り返していたNintendo DSの売買で、おおよそ2~3台買って売るのを繰り返してたら、ある日急に「一人一台しか買い取りできなくなりました。」と言われた。

やはりあまり良くないことをやっていると、ビクッとするものである。本当に「バレた?!」とビクつき、冷静を装いながらも乾いた喉と震えた声で「ああ、そうですか。」と言って、1台引っ込めた。

この時は別の店に売りに行って事なきを得るのだが、これを毎回やるのは面倒だし、別の店に売りに行くにしても、そのうち恒常的に売りにきているのがバレて取引禁止になるかも、と思った。

そして、次からは本体でなく、ソフトを売り買いすることにした。ソフトは換金率に差があって、マリオカートなどロングセラーは買取価格が高値安定しているが、すぐに安くなる商品もある。同じソフトを一度に複数売るのもダメっぽいので、換金率の高いものから順に10本ほど買って、それを売ることにした。

ゲオやTSUTAYAでは6本で+500円とか10本で+1,000円などのまとめ売りキャンペーンを行っており、それで換金率の低いソフト分を補うという感じで売っていたが、それでもいい時で換金率75%、悪いと60%位の時もあった。

遠出して違う店

これも同じ店でやると顔を覚えられるし、同じような内容の10本のソフトを、毎月のように売りに来ているのは不自然なのとで、結構、遠出までして違う店に売りに行ったりしていた。

それで、いつものところと5駅ほど離れた沿線沿いの店に売りに行ったとき、「何故、住所から遠いうちの店で売るのですか?」と急に聞かれたのはビビった。しかし、こっちも場慣れしてきているのか、意外とさらっと「仕事場の近くなので。」と息を吸うように嘘をつくことができた。

今考えると、買ったものをそのまま売るとまた現金化がバレるので、わざわざ包装を解いて(包装のままだと買取しないという店もあった。)また梱包してとか、ソフトは一回本体に差し込んでちょっと傷をつけるとか、そんなこともやっていた。

精神的にきつい

Switchのソフトなんかは、新品は金属の接触部分がサラピカだが、一度本体にセットすると金属部分に薄く筋が入るのだ。買取の際に店員はソフトを見てチェックするのだが、裏の金属部分も見ている。ひょっとしたらそこを確認しているのかと私は思っていたので、必ず一度は本体にセットしてから売っていた。

あまりに大変だし、精神的にもきつい。なんとかならないかと思ったその時、競輪の車券を買うのにクレジットカードのショッピング枠で買えることが分かり、この大変な作業から逃げることができた。しかも車券の場合、換金率は無限大である。

ただ、やっぱり怖いので、元返しになるガチガチのワイドに突っ込むなど、換金率100%を目指して車券を買っていたが、これがまたこない。それでも換金率はいい時で120%などといい時もあった。逆に5万賭けて外すようなこともあった。

結局、それも精神的にはクタクタになった。今となっては懐かしい。でも、もう戻りたくはない。

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