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ギャンブル依存症のカウンセリングを受けた時の話(後編)

依存症

意外と話しやすかった

初めてカウンセリングの電話をして、随分と気が楽になった。そこで、保健所を紹介してもらい、職員の面談を済ませた。正直、それまでにネットで色々調べていたので、目新し情報は特に無かったのだが、他人に自分の話を聞いてもらうことが、こんなに気持ちのいいものだとは思わなかった。

もちろん、恥ずかしい話、格好の悪い話なので、最初は中々言い出し辛いが、一度話を始めると止まらないという位、色んな事を正直に話すことができた。これは、担当の職員の方も慣れており、聞いてくれるのがうまいというのもあるだろう。それか、ひょっとすると「当たり」だったのかもしれない。と思うくらいいい人だった。

そして、今回はその保健所が用意する医師との面談だった。これは少し緊張した。

自信ありげな医師

保健所の2階の事務室のような部屋で待たされた。診察室みたいなところよりは、かえって落ち着いた。そこに医師が入ってきた。見たところ私より二回りほど下の30代後半くらいのいかにも自信ありげな、短髪・浅黒・高身長の男だった。

いかにも成功者という感じの人間で、これは少し構えるというか自分が情けなく思えて、正直、嫌だった。もっと落ち着いた人生の先輩のような医師が良かった。というより、勝手にそんな人がいいなと思っていたのかもしれない。

言っていることは至極当たり前で、節ギャンブルでなくできれば禁ギャンブル。そして、依存症は病気だからやはり治療を受けた方が良い。というか治療しないと治らない。と言われた。なんとなく馬鹿にされたように思い、「やったら治療無しで節ギャンブルやってやる!」とこいつへの対抗心から治そうとまで思った。

治療費がネック

ただ、結果から言うと、その後、また大きな借金をしてしまうので、医師のいうことが正しかったことになる。悔しい。しかし、今、また治療無しで「節ギャンブル」に挑戦しているので、是非2回戦は勝ちたいと思う。

帰り際に名刺と自分ところの診療所のパンフレットを渡され、もし治療するなら連絡を。とのことだった。保健所の職員(いい人)からも、あの先生はギャンブル依存症の専門で、実績もある方なんですよ。とは言われた。

しかし、まず場所が遠い(電車で1時間以上かかる)こと、そして、治療に費用がかかる(これ以上嫁さんにお金のことで迷惑をかけたくない)こと、そして医師が好きになれないことから、治療は見送った。

自治体が補助でもしてくれて、治療費が無料になればいいのになぁ。

ギャンブル依存症のカウンセリングを受けた時の話(前編)
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