100%自己責任
ギャンブルにより多くの借金を繰り返し、何度も助けられながらもそれを裏切り、最初に借金がバレてからもう5年以上の月日が経っていた。ちなみにこの最後の大賭けまでは、私のギャンブル依存症と借金については、嫁さん以外の家族には内緒にしてもらっていた。
なお、私がギャンブルにハマったのは、例えば同居している母(微毒親としてこのブログにも何度かエピソードを書いている)のこと、子供のこと、仕事のこと、そんなストレスによるものと言えなくもないが、そんなストレスは誰だってある。
よって、100%自己責任であり、自分の弱さが原因だと思っている。もちろん、カウンセリングを受けた時にギャンブル依存症は病気であり、気持ちだけでは治らないという説明は聞いているが、実は自分が我慢さえすれば治ったのにとも思っている。
しかし、確かに歯止めの効かないところや、家族や生活のことを全く顧みない姿勢は病的であって、それがドーパミン(快楽物質)の枯渇からくる症状と考えると、気持ちだけでは何ともならないというのもよく分かる。
50万持って競馬場
最後の大賭けをした日も同じ状態で、この時にもし我慢をしていたら、その押さえつけられた衝動が暴力や自傷行為に繋がっていたのかもしれない。とは言ったものの、端から見れば単にギャンブル好きの親父が、単に馬鹿な賭けをしているとしかみえず、そんな衝動を燻らせているとは思わないだろう。
その日の状況だが、すでに何度も借金の清算を手伝ってもらい、最後にはおまとめローンでせっかく整理できたところ、またクレジットカードで200万と50万の2枚(ショッピング枠で買える競輪の車券に使用)の借金があり、その弁済期日が来週に近づいているというところ。
そして、なんとか50万借りることができたが、その50万を使って今月の弁済をしても半年ももたないし、結局この50万を300万にしないといけないという状況。そして、その50万を持って競馬場にきた。
最近は感覚が麻痺して、10万20万と賭けてきたが、それはクレカの枠を使ってスマホで車券を買っていたのであって、現金で馬券を買うのとは訳が違う。やぱり現金10万を使って馬券を買うのは多少手が震えた。
何のためのギャンブルか
レースは意外と手も身体も震えずに見ることができたし、怖くて見られないということも無く、外れてもがっくりということも無かった。なんとなく、自分でも50万を300万にできるとは思っていないからだろう。
しかも、50万全額を7倍くらいの単勝や枠連に賭けたならまだしも、結局1レースに10万ずつしか賭けてない。理にかなっているようで、これじゃ勝てないんだろうという事は、今、客観的にみるとよく分かる。
また、当たった時も特に感動も無く、次のレースの出馬表に目を落とすだけ。これでは何のためにギャンブルをやっているのか、分からない。かといって、楽しむのではなく勝つためだけの競馬をしているという訳でもない。
もう、全てが作業になっていた。最後はもうどうでもよくなっていた。ちなみに成績的には、一時期90万くらいまで増えたが、最後は全部無くなった。そして、私は逃げた。

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