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末期症状と自ら申告した再度の借金(借金遍歴その23)

借金遍歴

前回までのおさらい

博打で作った2,000万近い借金を嫁さんに清算してもらったのに、またギャンブルに手を出し、内緒でサラ金から200万強借りて、それも無くなった。そのサラ金の弁済のため、クレジットカードで競輪の車券を買うも、それも尽きた。

サラ金の弁済が月に10万近くになっていた。それを返済するため、枠が残っていたクレジットカードを使い競輪の車券を買うことにした。経験が少ないにも関わらず、競輪の成績は悪くなかったのだが、結局、好きな競馬や競艇で負けてしまい、合計200万近いクレカの枠はすぐに埋まった。

それにしても負けすぎだと思う。競馬も3連単ばかりでなく、枠連や単勝も買っているし、競艇などはそもそも3連単でも120通りしかないし、さらに3連単より2連単をメインで買っていた。それでも100万単位の負けをわずか1か月程度で無くしてしまう。

これがギャンブルの怖いところで、負けの渦中にいると冷静に判断できなくなる。毎日5万負けると月に150万負けになるという当たり前のことが、分からない。博打資金として200万使えるなら、自分もやろうとしたカジノで使うモンテカルロ法とか1235法とかを使うとか、転がし馬券のような方法とか、そしてその場合の資金計画などを立てれば、勝てる可能性も上げるだろうし、少なくとも1か月そこらで全部無くなることはない。

ズルい男

しかし、結果だけ見ると1日に3万~8万くらいをコンスタントに負け続けるという、客観的に見れば最もダメな買い方、負け方をしている。これは予想が下手というよりは、やはり大局を見ずにただひたすら買っていることと、レースを絞らず見極めず、何でもかんでも買っていたからだろう。

もう、この頃は嫁にバレたら離婚だろうし、もう仕事もヤメ、その退職金で慰謝料を払い、後はどうでもいいやと思っていた。だから、逆に最初の時に比べてバレたらバレたでいいやとくらいに思っていた。しかし、今なら分かるが、そうなっていたら必ず後悔しただろう。しかし、この時、いやこれからもしばらくは頭がおかしかったのか、もうどうでもいいと思っていたし、それはまだしばらく続くことになる。

この時は自分から申告した。それも、弁済ができなくなる寸前に。それは心のどこかに「また許してもらって、弁済金を都合してもらえるかも。」と思っていたから。というのも、この時もそうだし、この追加借金の弁済も含め、家庭の金銭状況は危機的ではなく、贅沢はできないだろうが、生活はできるとのズルい算段があったからだ。

本当にズルくてゲスい人間だと思う。人の親切や甘さに付け込んで、自分ばかりいい思いをする。ただ、言い訳じゃないが、決してこの頃のギャンブルは、昔のように心の底から楽しんでやっていたのではなかった。ちっともいい思いはしていない。

惰性

これはアルコールも同じなんじゃないかと思っている。飲みたいから飲んでるんじゃなく、飲まなきゃしょうがないんだと。そして、決して美味い酒じゃないんじゃないかと。私はタバコは禁煙済なのだが、自分もタバコはそうだった。

もちろん、時間があいた久しぶりのタバコは「ウマい」と思うところもあったが、基本的にはただ慣習で吸っていた方が多い。もう吸わないと落ち着かないし、気分転換ができない。そんな感じ。ただただウマいタバコというのは本当に少なかった。

今度のカミングアウトは流石にキレられた。離婚とか私の人生を返せとの言葉もあった。ただ、子供のこと、家のこと、離婚するにも体力・気力がいること、などの理由もあって、結局は再生に手を貸してくれることになった。

それなのに、また裏切ることになる。

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