PR

とうとう8桁の借金(借金遍歴その11)

借金遍歴

前回までのおさらい

ギャンブルによる借金は大台の1,000万円を超え、月々の弁済も怪しくなり破綻が近づいてきたところ、禁断の不動産担保ローンに手を出した。ひとまずそれを使っていくつかの弁済をし、整理された借金は不動産担保800万、銀行カードローン230万の合計1,030万円となった。

それに、手元には不動産担保ローンから弁済を差し引いた余りの70万が手元に残っており、これを元手にギャンブルで稼ぎ、月々の弁済を返しながら更に借金も少しづつ減らしていくという絵を描いていた。

しかし、既に1,000万以上もギャンブルで負けている人間が、借金をギャンブルで稼いで返すというのは所詮、夢でしかない。私だって客観的に見れば「博奕で1,000万負けた人間が、その借金を博奕で返す?そりゃ無理やろ。」と思うのだが、いざ当事者となると何故かできると思ってしまう。

あきらめたら試合終了

それに、正直「もう引き返せない」という思いもあり、これから、今更にコツコツ弁済していくのは、有り得ないと考えてしまう。ギャンブルはヤメてしまえば、そこで負けが確定であるが、続けている以上、いつかプラスになるというような思いもある。

あまりに都合のいい自分勝手な考えであるが、これは株の追証と一緒で、ここで保証金を入れなければ今までの投資が全部無駄と思い、どんどん深みにはまり負債が増えていくのと同じだ。私は株は本格的にはやっていないのもあって、これは確実に言える。追証を入れるくらいなら、そこで損切りした方が良い。

そして、おそらくそうなったら損切りすると思う。しかし、ギャンブルではそれができない。もちろん、依存症だからという理由もあるが、どこかで「自分は本当はギャンブルで勝てる人間なのだ。」と思っているところがあるからだ。

これは、それまでの経験からくる自信であることと、それを否定することが、それまでの自分の人生を否定することになるから否定できない、という理由なのだと自分なりには分析できる。それが全て間違っている(俺はギャンブルでは勝てない。またギャンブルを否定することは、決して人生を否定するものでは無い。)という事は理解はできるのだが、それができない。

大好きな野球を見ている時に、いつも思う。「ボールに手を出さなきゃ、3割打てるのになぁ。」しかし、恐らく選手自身もそう思っているはずだ。だが、できないのだ。技術的な問題と精神的な問題という違いはあると思うが、自分では理解しているが、できないというのは同じこと。いつもそう思う。

そろそろ破綻

それはさておき、私の70万はどうなったのか。もちろん、あっと言う間に無くなった。で、どうなったかというと、この後は想像できると思います。そう、一度弁済した銀行カードローンの1件と、クレカ、これをまた使いだす。その通りです。

というか、その時の自分もそれがあるのが分かっていて、「70万無くなっても、銀行カードローン300万とクレカ230万の枠がある。」とどこかで思っているから、70万を大事に使わなかったのだと思う。本当に勝つ気、あるのだろうか。

先に言っておきますが、この後、大穴が当たって借金完済とか、宝くじが当たってウハウハとかいうことは一切ありません。そして、そろそろ破綻しそうかと思われるでしょうが、確かにそろそろ、ようやくの破綻です。しかし、破綻してから更に数回のヤマがあります。

その12へ

コメント

タイトルとURLをコピーしました