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あてもなくブラブラ(借金遍歴その28)

借金遍歴

カミングアウト

最初は私の借金の遍歴を書くだけのつもりだったのに、いつの間にか借金に伴う私の行動や生き様を書いているが、今さら軌道修正というわけにもいかないと思い、このまま続けていく。

次にやってしまうと離婚、そして子供とも離れて死ぬまで独りぼっちになって人生終わりという状況にあって、やっぱりというか結局、また大きな借金を繰り返し、最後の50万勝負にも負け、そして逃亡した。

あてもなくブラブラし、電話は基本的には切っておきながらも不安もあり、たまに電源をつけて着信の確認をし、最後には自ら家族のグループラインに「逃げたこと、そして借金のこと」をカミングアウトした。

無辜の人のごとく

それまで嫁さんだけが知っていた借金のことを、これで子供にも知られることとなる。そして嫁さんからは「とりあえず家に戻ってきてほしい。」と言われたが、恥ずかしさ情けなさと我が不甲斐なさから、今日だけは勘弁してもらい明日家に帰って家族に説明することになった。

となると、その日はどこかで泊まることになる。繁華街にきているので探すのに手間はないが、金額的にはカプセルホテルかネットカフェとなるが、(もともと、そんなに好きではないが)サウナにでも入りたい気分だから、サウナ有りのカプセルを探そう。

しかし、そのカプセルに泊まるお金さえないのに気が付いた。そこで、後で謝るついでじゃないが、おまとめローンの返済先口座から少し借りることにした。いや、返せないんだから、借りたとは言わないか。

そのカプセルホテルでは、自分の置かれた状況を理解しているし、反省の気持ちが無い訳ではないのだが、まるで無辜の人のごとく憩いのひと時を満喫した。

最低の人間

しかし、風呂上がりにソファに座るという極上の時間(とき)のすぐ後、スマホを見た途端に現実に引き戻された。俺は最低の人間だな。借金して面と向かってそれを言わずに、逃げ出すなんて。

退職代行を使う人の気持ちはわかるが、自分がそれをするとなると情けないと思うし、ほんとなら自分でやるべきことだと思う。だが、実際に突き付けられると現実はこうなのだと悲しくなる。

そして、ブログを作り、思いのたけを書き込んだ。そもそも自分語りのようなブログって、何のために書いているのかと話題になったり、私も好きで読みながらも「なんのために書いてんだろ。」と思うこともあった。

しかし、自分でやってみるとよくわかる。これは飲みながら愚痴を言うのと同じで、とにかく誰かに聞いてほしいという、それだけなんだと。そして目の前に誰もいないから、こうやってブログでぶちまけんるんだと。

さて、明日には家に帰って話をしなければならない。

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