2025年4月15日、メジャーリーグの全ての試合で、全ての選手が「42番」の背番号のユニフォームを着用してプレイしていた。これは黒人初のメジャーリーガーで、素晴らしい成績を残し、黒人のメジャーへの道を切り拓いた名選手「ジャッキー・ロビンソン」の着けていた背番号である。
なお、4月15日はロビンソンのメジャーデビューの日であり、背番号「42」は、デビュー50年目の1997年4月15日に全球団共通の永久欠番となっている。そして、2004年から4月15日を「ジャッキー・ロビンソン・デー」とし、希望する選手は「42」番の背番号を着けてプレイすることとなった。
その後2009年からは、全ての選手、コーチ、監督、審判がみな「42」の背番号を着けることになり、フィールド全体が「42」で埋め尽くされるメモリアルデーとなっている。
人種差別の撤廃、平等の象徴である「ジャッキー・ロビンソン」の背番号「42」を全員が着け、故人を偲び(1972年、53歳没)黒人のメジャーへの道を開拓した業績を称えることは素晴らしいと思うが、現実にはアメリカではまだまだ黒人差別は存在していると聞いている。
早く現実が追い付き本当に差別のない世の中となり、それが当たり前となって、「なんか、昔は人種差別というのがあって、それにちなんで全員が「42」の背番号を着けて野球していた日があったらしいよ」と、笑い話になる日が来てほしいと心から思う。
今のままでは、「いじめはなかった」という教育委員会の見解発表と同じように、「人種差別はもうないよ」ということを、見せかけの表現としてやっている行為にしか見えない。


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