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不動産ローンに手を出してしまう(借金遍歴その10)

借金遍歴

前回までのおさらい

クレカと銀行のカードローンで借金は1,000万円を超えた。この頃は自転車操業もいいところで、月の後半はほぼ金策(弁済によって少しだけ戻った枠を使うなど)に追われており、四六時中お金のことを考えなくてはいけないような状態。弁済金とギャンブル資金のため、次にとった金策は…

もう、この頃は完全に感覚が麻痺しており、常にお金のことを考えなくてはいけないのが、辛いというよりは、どうやって引っ張ろうというのを考えるのが楽しく達成感があるのと、それで弁済金に回して残った分で競馬・競艇ができることから、どっちかと言うと楽しいほうが強かった。

しかし、何とか引っ張った弁済用のお金でギャンブルをして負けた時は、流石に自己嫌悪に陥り、しばし呆然とし不安になる。という風に精神の浮き沈みは激しく、実際には眠れない日もあった。

次の金策

さて、とにかく次の金策である。流石に、新規で銀行から借りるとかクレカを作るのは難しい。確かこの頃、クレカを作ろうとして審査に落ちたような記憶がある。家に郵便で着くと不味いので直接カードを取りに行けるエポスカードを作ろうとして、「今回は見送り」のメールを見て愕然となった記憶だ。

そして、とうとう不動産を担保にして借りることを思いついた。今の住居は私の名義になっており、権利書なども全て私が保管している。色々調べると、ある銀行が店舗で全て申し込みや書類の受け取り等ができて郵送無しという、うってつけのローンがあった。

借り受けできるのは不動産評価額の確か7割で、800万ほど借りれるとのこと。これでひとまず利率の高いクレカの借金430万と銀行カードローンのうち一つ300万を返し、銀行カードローン1件とこの不動産担保ローンを弁済していく事にした。

クレカを返し一本化したことで、月々の弁済は楽になったし、手元に70万ほどの現金も残った。これを元手にギャンブルで弁済金を毎月稼ぎ、借金を完済できれば家を取られることもない。そして、月々の弁済も手元に70万あるから、金策もしばらく必要ない。この時はホッとしたのと、手元に70万もあって大きな博奕ができて嬉しいのとで、気持ちは高揚していた。

しかし、今になって思うと、流石に登記をみれば(抵当がついてるので)借金がバレるし、そもそも物凄い金額を借りているので、客観的に見ると恐ろしいとしかいいようがない。しかし、その時はとにかく金を何とかしたくて、そしてそれができたのでとにかく嬉しかった。

全く凄くない

この不動産担保ローンを借りた時の話でひとつ覚えているのが、申込書に振込口座を書くのに、口座番号まで覚えていたので、通帳やキャッシュカードも見ずにそのまま書いたところ、「えーっ、覚えているんですか、凄いですね。」と担当のお姉ちゃんに言われたこと。

番号まで覚えていたのは、競馬・競艇・地方競馬などに登録している口座であり、しょっちゅう登録するのに使っていたことから、昔で言う自分の家の電話番号のように自然に覚えたからで、(凄かったら博奕で負けて不動産担保にしてまで金借りんやろ。)と思った。

それより、ここまで嫁バレしていないというのも、凄い。ここまでの金額を借りれたのも凄い。これは、当時はまだ銀行も貸すよ貸すよの時代であり、クレカも作った頃は審査が甘々だったから。今ではこうはいかない。そして、それを助長するように銀行やカード会社も「郵送無し!!」など、家バレせずに借りやすい状況を作っていた。

しかし、本当に凄いのはこの私。これだけのお金をよくも負けたと思う。弱すぎるとしかいいようがない。適当に買ってもここまで負けないと思う。

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