前回までのおさらい
パチンコ、パチスロ、競馬、競艇などあらゆる博奕で負けに負けて、4年ほどのあいだで借金は800万円までに膨らんだ。もう、毎月の弁済が無理なところまで来てしまっている。クレカ4枚で200万、銀行カードローン2件で600万の合計800万、ここからどんな金策ができるというのか。
もう、どうしようもないところまで来ているような気もするが、この頃は恐らく自分のギャンブル熱が最も高かった頃で、どんな手を使ってもギャンブルのための金策をすることが至上命令となっており、破滅することが分かっていながら、考えるのはギャンブルをすることと、そのための金策だけだった。
ただ、これ以降はあまりに借りている件数が多く、自分でも把握できていない状態になり、それを思い出しながら書いているので、不正確な情報も混ざっている。そこで、ざっとした概要を書き、後は覚えていることを個別に書いてみることにする。
クレカの洗い出し
最初に手を付けたのが、契約したが使っていないクレカの洗い出しだ。今とは違い作った当時はクレカの審査は甘く、例えばレンタルのためにTSUTAYAで作ったカードにもVISAなんかがついており、ショッピング枠やキャッシング枠がだいたい50万くらい存在していた。
覚えているのは、そのTSUTAYAのT-CARDと、AUのカード、KEIHAN(京阪)のe-kenetカード、あと何枚かあったようにも思うが、もう詳細は覚えていない。T-CARDはショッピング枠50万と、ポケットカード経由のキャッシングが50万、AUカードがショッピング枠80万、e-kenetカードがショッピング枠50万だったように思う。
キャッシング枠は現金として使えるのだが、ショッピング枠は現金にしないとギャンブルには使えない。(数年後、競輪の車券がクレカで買えることを知り、以降はそっちに切り替えた。)
ネットでは、そのキャッシング枠を現金化できるシステムというか、業者があり、そこに頼めば現金化はできるようだったが、手数料が高いのと一部は実際に購入した商品が自宅に届くかもみたいなことも書いてあり、家バレしたら終わりなので、ヤメておいた。
それで、物品を自分で購入して売ることにした。ぶっちゃけ、これもカード契約の規約違反なので、バレるとカードの取引停止などを食らうが、背に腹は代えられない。TSUTAYAとかGEO、ジョーシンなどに行って、換金率?の高いニンテンドーDS(本体)やSwitchのマリオカート(本体)などを買い、別のTSUTAYAとかGEO又は古本市場に売りに行く。
無駄金
その金で借金を弁済したりギャンブルをしていた。既に借りているお金やショッピング枠に利息を払い、さらにショッピング枠を現金化するのに物を買って売る時に損をし(3万分買って売ると2万くらいにしかならない。)と、本当に無駄金ばかり使っていた。
それをギャンブルに使っていたから、そこで更にいわゆるテラ銭(ギャンブルの控除率20~30%)を取られるわけだから、結局ショッピング枠は半分くらいの価値しか無かったことになる。それでも弁済のため、ギャンブルのため、少しでも金になればいいと思ってやっていた。冷静に、客観的に見て、勝てるわけがない。
この頃は月の後半は忙しかった。毎日にようにくる弁済期。2万弁済して枠が戻った分の1万をキャッシング又はショッピング枠の現金化、それを翌日の弁済に回す。その翌日の弁済で戻った枠を…この繰り返し。その合い間に地方競馬と競艇。土日はJRA。大変だが、楽しかった。心の底からギャンブルを楽しんでいた。でも、今考えてみるとギャンブルに逃げていたんだと思う。
ギャンブルのせいで作った借金のことを忘れるためのギャンブル。ギャンブル依存症というのは本当に怖い。

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