結局は能無し
今まで何人もの上司につかえてきたが、できる人、できない人、いい人、悪い人、さまざまだった。ただ、残念なことに、今の上司がワースト1かワースト2という最悪な上司で、毎日仕事に行くのが嫌になる。なに、私が思っているだけではない。一緒に仕事をした人間は「二度と一緒に仕事したくない。」とみな言っている。
そして、一緒に仕事はしていないが、関りがあり接触したことのある人間は「大変やな。」「最悪やな。」とみんな言ってくれる。私も昔からそいつのことは知っており、もちろん印象は最悪だったが、その頃から年数も経ち立場も変わって、それなりに丸くなっているのではと期待したが、ダメだった。
嫌な上司にも色々なタイプがあるが、そいつは「仕事は一応できるが、細かくて人の意見を聞かない。そしてパワハラ気質。」といった感じ。能力が無いわけではないが、案件が入ったら部下の意見などは聞かずに自分が描いた筋で通そうとするから、結局は能無しと変わらない。
「小さな権力」を振りかざす
人ひとりの能力など、たかが知れている。三人寄れば文殊の知恵じゃないが、多くの人間から意見を聞いて、最も適したものを選ぶ。それが最良であるし、そのための組織なのだ。しかし、「小さな権力」を振りかざし、おのれのやりたいようにしかしない。そもそも大した仕事ではないので、それで何とか動いているが、ベストではないし、何といっても部下が育たない。
多少、問題があっても部下の思った通りにやらせてこそ、成長も促せるし、組織としての力も強くなる。それに任せてやることで部下のモチベーションも上がる。たった一人の范増を使えなかった項羽が天下を取れなかったのを知らないのだろう。あれほどの能力があってもダメなのだ。このダメ上司ごときで上手くいく訳がない。
さて、ここで少し具体的な事例を書いていこう。
・ 係で事務処理の合理化・改善について具体的な話をしていると、急に横から口を出す。「いや、それはアカン。ちゃんと書類はもらえ。」いや、その書類が必要ないのではないか、それが合理化・改善につながるのではと思って話をしているのに…結果はともかく、議論すること自体が意味があるのと思うのだが、ここで話は止まってしまった。
・ 他部署からもらった事務の一覧表。整理はされているが、少しわかりにくい。「ここをこうしてもらえば…」「表が時系列になっていればわかりやすい。」などの話をして「とにかく、これじゃ把握しにくいね。」というと、ダメ上司が「それを把握するのがお前らの仕事やろ。」またしても議論は終わり、他部署へ一覧表の手直しを依頼することもなくなった。
典型的な最悪上司
とにかく、人の意見を聞かない。説明・説得しても無駄だと分かっているので、口を出されるとそこでもう試合終了である。それにパワハラ気質も含んでいるので、ひとまず怖い。私のようなおっさんはいいとして、若い子たちはあきらかに怖がっている。
・ ダメ上司のさらに上司から指示が。ただし、時間的に間に合わないような無理な指示。それを上の方も分かっているから、無理にとは言わない雰囲気。しかしダメ上司はこういう時に上にいい顔をするので、「やります。と即答。」そして実際やるのはこっち。仕方なく手を付ける。時間が無いのに、細かい指示。(お前がやれよ。)とみな思っている…
係の手柄は自分の手柄、係のミスは部下の責任、典型的な最悪ダメ上司だが、そんな人間を出世させている上も悪い。もっと真実を見なければいけない。始皇帝も天下統一までは良かったが、王莽を信頼してからおかしくなった。うちのダメ上司も王莽と同じ害悪そのものだが、上は気づいていない。
この手の人間がどうして生まれるのかというと、人間の好悪の機微が分からないからだと思う。今のダメ上司ではないが、ワースト1、2を争う別のダメ上司が典型的なこのタイプだった。係は全員が嫌っていたのに、本人はどうも「嫌われていると思っていない」ようなのだ。
普通は態度や物言いで、相手が自分の事をどう思っているか分かる。どうもその感覚が鈍いようで、そいつは全員が嫌っていたのに、私たちに対して至って普通に接してくる。仲間同士で話していると、普通に輪の中に入ってくる。当然、話が弾まなくなり、一人二人と去っていく。そういうことが何度かあっても、また同じ事をしてくるのだ。信じられない。
人間のやる所業じゃない
今のダメ上司は少し違い、「相手がどう思うか、どう感じるか」が鈍感なタイプ。相手が落ち込んでいたら普通は強い言葉は掛けられないが、こいつらは普通に言えるのだ。「お前。そんなんやからアカンねん。」いやあ、怖い。ほんとうに怖い。普通の人間のやる所業じゃない。
あえて言うなら、いじめをしている子供たちと変わらない。小学生などは時に残酷で、平気で悪口を言ったりするが、それが大人になってもできるタイプ。いわば大人になれなかったのだが、そんな人間が人の上に立つことの恐ろしさ。何でこんなやつらが出世するのか。わからない。
ただ、これだけは言える。こいつらは簡単にいうと「人としての優しさが欠落している。」そして、周りの人間は「優しい」からこういう状態が成立し、ダメ人間が出世してしまうのだ。周りの人間も優しくなく子供のままだったら、ダメ上司はすぐに叩かれ蹴落とされる。しかし、みんな大人だからそれをしようとはしない。ということだ。
ちょっと愚痴になってしまい、とりとめなく書いてしまった。ただ、吐き出して少し楽になった。ああ、明日もあいつと顔合わすのか…早く自分かそいつが動いてくれればいいのに…星に願おう。

