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フジファブリックと志村正彦

雑記

若者のすべて

youtubeを見ていたら、おすすめなのか「フジファブリック」の「若者のすべて」があがってきていたので、あらためて聞いてみた。バンド名や志村正彦の名前は聞いたことがあり、「若者のすべて」もラジオか何かで流れているのを聞いたことがあった。

私が知っているのは、実力のあるバンドであること、ボーカルの志村正彦が作詞作曲をほとんどしていたということ、その志村が「天才」と称されていることくらい。ただ、志村正彦が若くして亡くなったことは、何となく知っていた。

調べてみると、2009年に29歳という若さで亡くなっており、公式発表では「検査の結果は病名不詳」とされるが、主食が「ミンティア」という偏食家で、睡眠も1日に2時間程度しかとっていなかったらしく、過労と不摂生による「致死性不整脈」ではないかと言われているようだ。

常人離れした集中力

「天才」と言われる人間にありがちな常人離れした集中力や、ストイック過ぎる音楽への姿勢が命を縮めることになってしまったのだろうが、まさにこれからという時だったのは残念に過ぎる。

続けて何曲か聞いてみた。「天才」と言われているところから、代表曲「若者のすべて」以外の曲は、ひょっとすると奇をてらったものであったり難解なのかと思っていたら、そうではなく、なんだか「いい曲」だった。

プロとなると、大きな舞台でたくさんの人に聞いてもらいたいとか、いい音のする会場や機材を使いたいという願望は当然のように出てくるし、お金のことを気にしないで音楽に没頭するためにも、まずは売れて稼ぐことも必要だと思う。

「売れる」曲作りも必要か

なので、ある程度「売れる」曲作り・音作りよりになるのは仕方ないところはある。しかし、フジファブリックと志村正彦にはそれを感じなかった。ただ、それが「いい曲」を作ってる要因ではあっても、それを続けるのは金銭的にも難しく、バンドの存続にもかかわる。

それを思うと、一度は「売れる」曲を作った上で生活基盤を整え、バンド的にもメンバー的にもいい状態にし、そこで「いい曲」を作るという状況を作ることも必要だったかもしれない。(志村正彦の実力からすると、「売れる」曲をつくることはできただろう。)

このバランスが取れたバンドが、いわゆる成功したバンドと言われるが、今やそんなバンドだらけだから、フジファブリックのようなバンドもいてほしいという気持ちはある。だが、命だけは大切にしてほしい。

新しい曲が聞けないのは残念であるが、まずはもう少し聞きこんでみたいと思った。

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