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「早く人間になりたい」妖怪人間ベム

雑記

早く人間になりたい

「早く人間になりたい」というセリフ、そして妖怪人間ベム・ベラ・ベロという三人組の風貌。特に唯一の女性である「ベラ」は、研ナオコや五輪真弓(「恋人よ」で第22回日本レコード大賞金賞を受賞したシンガーソングライター)などが「似てる」などと言われ、それで名前を聞いたことがあるという人も多いだろう。

私の世代(1969年生まれ)では、おそらく知らない人間はいないであろうと思われるくらい有名だが、初代のアニメは1968年10月から1969年3月までの全26話というから、私が生まれる前の放映であり、リアルタイムでは見ていない。再放送で見ていたのだろうか。

私もそうだが、話の内容はあまり覚えていない(知らない)人が多いと思われる。有名なおどろおどろしいオープニングの映像、そして「闇に隠れて生きる」で始まる曲と、後は「妖怪人間が人間になろうとする物語」という概略だけを知っているという人がほとんどだろう。

替え歌

なお、私の地域では「闇に隠れて生きる」は「闇に隠れて立小便」とする替え歌が流行っていた。他のバージョンは知らない。ちなみに、これも有名なガッチャマンの替え歌「地球はひとつ、地球はひとつ」が、私の地域では「地球はひとつ、金玉ふたつ」だった。

そしてそれは全国展開していると思っていたら、嫁さんは「地球はひとつ、割れたらふたつ」だと聞いて驚いた。なんと壮大な替え歌かと。「割れたらふたつ」とはよくぞ言ったもんだ。それに比べて私のところでの「金玉ふたつ」の、なんと小さく下品なことか。負けた…

たまたま、youtubeで公開しているのがあって、第一話を見てみた。普段、彼らは脳みそが透けて見えるハカイダーのような醜い姿ではなく、まあまあ人間っぽい姿をしており、その姿だと人間は驚かない。

しかし、指は3本だし(のちの新作アニメでは5本になっているらしい。)、ベロの白目の部分は真っ黄色で、黄疸の子供に見える(こういう表現は、昨今マズイのだろうか。)し、ベムは目玉が無い。ベラは、普通に居そうだ。ただ、この人間の姿だと能力が使えないので、ここぞというところでは妖怪人間に戻るのだ。

違和感

それはさておき、題名が何故【妖怪人間「ベム」】なのかがよく分からない。ぶっちゃけ主人公はどうみても「ベロ」だし、能力をたくさん持っていて目立っているのは「ベラ」だ。正直「ベム」が一番地味だと思う。アンパンマンの題名が「カレーパンマン」くらいの違和感がある。

この3人が家族でベムが父、ベラが母、ベロが子なら、妖怪人間ベム一家というところを経由し、それを略して妖怪人間ベムというならまだ分かるが、この3人は全く血縁関係は無く、単におっさんタイプ、ギャル(?)タイプ、子供タイプという形の違いだけらしい。

そもそもベムは50歳の男性、ベラは27~28歳の女性を仮の姿としているらしく、年が離れすぎていて、夫婦という訳でもないようだ。

最終回

3本指でも誰も突っ込まないし、人間っぽい姿の時は街に溶け込んでいるから、何も人間にならなくてもそっちの姿で暮らせばいいような気もするが、やはり人間になってフカフカのベッドで寝るのがいいのだろう。

話はなかなか奥深く、それは最終回を見れば分かるのであるが、これは是非見てほしい。youtubeで公開されている第26話「亡者の洞穴」がそれである。(期間限定のようだ。)当初52話だったところ、テレビ局の都合で26話となったという。そのため、少し続きを期待させる終わり方となっている。

打ち切りの原因ははっきりしないが、作画監督の森川信英は「キャラクターの怖さによるキャラクタービジネスの不振によるものかもしれない」と述べている。いや、そりゃ売れないだろう。あのビジュアルでは。アニメの方は、懐かしの方、未視聴の方、どちらも是非!

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