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ギャンブルの借りはギャンブルで返せない(借金遍歴その9)

借金遍歴

前回までのおさらい

クレカ4枚で200万、銀行カードローン2件で600万の合計800万の負債を弁済するため、そしてギャンブルをするために、新たに昔作ったクレカなどを探し出し、230万程の枠を確保した。この230万の枠を使い、超大穴でも当てて借金弁済となるか。

とうとう借金は800万となった。それを弁済するためとギャンブルをするために掘り出してきたクレカ枠の230万だが、うち180万はショッピング枠だから、弁済するにしてもギャンブルをするにしても、まずは現金化をする必要がある。

そのため、前回の記事でも書いたように、物を買って売るということをしていた。これはカードの規約違反なので本来はご法度である。(この時以降、ここ10年近くはやってない。)よって、180万の枠と言っても、実質7掛けとして120万~130万の価値しかない。

その120万~130万になる金を弁済と新たなギャンブルに突っ込み、あわよくば超大穴を当てるとか勝ち続けるとか、それで借金の完済を夢見ていたが、やっぱり夢のままで終わってしまう。現実は厳しい。

借金とギャンブル一色

この頃は本当に頭の中が借金とギャンブル一色だった。大変ではあったが、楽しかった。明日までに2万の弁済金を作らないといけない状況。そして賭けた1万が2万になる。「ほらみろ、俺はやればできる男やで。」なんて思っていた。これが快感だった。

しかし、外れた時の落ち込みというか虚しさはどんどん強くなり、最後の方はもはや楽しくてギャンブルをやっているのか、借金弁済のためにギャンブルをやっているのか、もう境目も無くなり、当てた時でさえ「それが、どうなん。」としか思えなくなってきた。

しかし、もう引き返せない。今更、コツコツ働いて、ギャンブルを止めて借金を返すなんてことはできない。ギャンブルの借りはギャンブルで返すしかないのだ。(典型的なギャンブル依存症患者の思考)そこで、無理せずに1万円の元手を1日に10%増やしていく「複利」で稼ぐ、というのをやろうとしてみた。

人類最大の発明

かのアインシュタインが「人類最大の発明」と言った「複利」。元手を増やし、増えた分も足して元金としてまた増やす。10,000円なら1回目が11,000円、2回目は11,000円×1.1倍=12,100円、3回目は12,100円×1.1倍=13,310円…と増やしていく。これを74回繰り返せば、1,000万円を超えるのだ。

ギャンブルをする人なら知っているだろうが、これはいわゆる「転がし」と同じで、うまくいけばいいが、1度失敗すれば全部無くなるのが難点で、私も転がしにおいては3コロくらいが最高だから、どうせ無理という気がする。

しかし、私が考えたのは、資金を全部つぎ込むのではなく、資金を例えば10に分けて(資金が10,000円なら1,000円)、それを賭け金とし、そこにマーチンゲール(いわゆる倍々賭け)やグッドマン法(これもギャンブル必勝法のひとつ、グッドマン法か1235法で検索)を組み合わせて資金を10%増やすという方法。

例えば10,000円の資金があるとして、最初の賭けは1,000円。これを2倍にする。2倍の単勝に賭けてもいいし、4倍の馬連2点でもいい。成功すれば資金は11,000円になるので、次は1,100円を賭け金としてスタート。

最初の1,000円が外れた場合は、次に2,000円賭ける。これも2倍になるように賭ける。当たれば投資通算3,000円に対して4,000円の払い戻しがあるから、1,000円勝って資金が11,000円になる。この2,000円もはずれたら、次は4,000円賭ける。

そんなに上手くはいかない

といった方法である。なんだか、いけそうな気がしませんか?これ、私は失敗したのだが、それはレースを絞れないなど(自信のないレースでも買ってしまうとか、他にも最初の1,000円がはずれたら、熱くなって残り9,000円を次のレースで賭けてしまうとか)の理由で失敗したので、方法としては悪くないと思う。

まあ、ご存じのとおりこれも失敗し、結局この230万の枠もすぐに使い果たし、借金は次のステージに移る。手を付けてはいけない金策だ。ちなみに闇金や違法なものではないので、心配しないでください。だからいいという訳でもないけど。

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